1. >
  2. >
  3. スクーターとバイクの違いとは

スクーターとバイクの違いとは

バイクの特徴とは?

あまりバイクに詳しくない方だと、バイクとスクーターというのは同じものなのか違うものなのか、その違いが分からないと言うこともあるでしょう。
こうした言葉の定義と違いというのは難しく、それぞれの人やショップ、メーカーなどによって異なる考え方をしていることもあります。
バイクとスクーターについても同じで、混同されやすいのです。

元々の意味で考えると、バイクもスクーターも同じ部類に入るものです。
細かく考えると、バイクと言った場合には自動二輪車全体のことを指します。
一方でスクーターと呼ぶ場合、バイクの中でも一つのスタイル、ジャンルに限定されます。
そのため、バイクという大きな枠の中に、スクーターという一つのジャンルがあると考えることができるでしょう。

また、バイクと言うと、多くの人のイメージとしてはいわゆる「オートバイ」を思い浮かべます。
オートバイは基本的に運転する時にまたがって乗るタイプのものです。
シートの前側に燃料タンクやエンジンなどの大きなパーツがありますので、両足をくっつけて乗ることはできず、足でバイクのボディーを挟むような形で乗ります。

また、オートバイの多くはマニュアルトランスミッション、つまり自分でギアを変えて変速するスタイルとなります。
自動車でもATがほとんどとなっていますので、ギアチェンジをする技術を新たに学ばないと運転できないバイクとなります。
そのため、オートバイを乗りこなすためには多少の訓練と知識が必要となるわけです。

スクーターの特徴とは?

上記のように、スクーターは自動二輪車という意味でのバイクの中の一つの種類です。
スクーターといった場合、まず足を置く位置に特徴があります。
ステップと呼ばれるフロアが設けられていて、そこに両足を置くことができます。
シートの前方にはスペースが空いていますので、自由に足を置いたり荷物を載せたりすることもできます。

そのため、運転している時には両足をくっつけて乗れるということで、オートバイのようなまたぐ形での乗り方とは違います。
より簡単に乗降ができますし、スーツ姿などの動きを取りづらい格好でも楽に使えるというのがメリットです。

また、スクーターはほとんどがATとなっています。
オートバイのようにギアを変えて変速をする必要がなく、アクセルを調整するだけで自動的にギアチェンジがなされます。
そのため、特に難しい技術を覚える必要はなく、簡単に乗り始められるのがメリットです。

スクーターは原付と呼ばれる小型のバイクに多いタイプですが、ビッグスクーターという排気量の大きなバイクでも見られます。
使い勝手の良さに加えて、長距離ツーリングにも使える安定感など良いところが満載のバイクスタイルです。