1. >
  2. >
  3. 盗難には注意しよう

盗難には注意しよう

バイク本体の盗難を防ぐために

バイクは自動車と比べても、盗難被害に遭いやすいという特徴を持っています。
毎年9,000件から1万件くらいのバイク盗難件数があり、令和2年においては9,018件の盗難事案が発生しています。
ちなみに令和元年は1万1,255件となっています。

バイクは屋外に駐車しているケースが多いですし、そのままロックを解除して持っていったり、車に積み込んだりして持ち去りやすいので盗まれやすいのです。
そのため、バイクオーナーは真剣に盗難対策を考える必要があります。
まずは、バイクそのもの盗まれにくい場所に保管することが大事です。
可能なら室内に置いたり、できるだけ家から見えるところ、家に近いところに停めたりします。
さらに、駐車場所にライトを常時点けておく、防犯カメラを設置するなどして窃盗犯の行動をためらわせる環境を作ることが大事です。

また、外に置くとしても、できるだけ隠すことは大事です。
窃盗犯の多くは下見をしてどんなバイクがあるのか、どんなロックをしているのかを確認してから実行に移ります。
そのため、完全にカバーをして車種を分かりにくくすると共に、ロックも見せないようにした方が賢明です。

とはいえ、集合住宅に住んでいるなどして外に保管せざるを得ないこともあります。
その場合、いくつものロックを使って簡単に盗めないようにしましょう。
タイプの異なる複数のロックをかけることによって、解除するのに時間がかかるようにします。
さらに、破壊をできるだけ防ぐため破壊用工具を使いづらい位置にロックをしたり、高いところにしたりすることも大事です。

パーツのみの盗難にも要注意

バイク本体だけでなく、パーツのみが盗まれることもあります。
ホイールやマフラーのみ、ペダルやライト、後付けの電装品などが被害に遭うこともあります。

さらにはナンバープレートのみを盗んでいくこともあります。
パーツの場合は単体で売りさばくためですg、ナンバープレートは犯罪に使われることもあり、さらに厄介な事態に発展する恐れがあります。
そのため、やはり人目に付きやすい場所に保管することや、全体を覆うバイクカバーをかけるなどして、盗難のリスクを下げることが重要です。

盗難対策に使えるアイテム

バイク盗難防止アイテムとしては、タイプの異なるロックを使うのがベストです。
たとえば、通常のリンクロックに加えて、ブレーキローターに着けるディスクロックを組み合わせることができます。
ディスクロックの中にはコンパックとで警報音を鳴らせるアラームディスクロックというものもあります。

また、アクセルレバーとフロントタイヤをロックできるブレーキレバーロックも効果的です。
より強固な対策をするのに、振動感知式のアラームやイモビライザーを装着するという手もあります。