マフラー交換のメリット
マフラーを交換することで、バイクの馬力を5~10程度パワーアップさせることができます。
音に特にこだわっている場合もマフラー交換が有効で、お気に入りの排気音を追求できます。
ステンレス製からカーボン製に変えるように、重めの材質から軽めの材質に変えることで車体を軽くするのに役立ちます。
もしかすれば、数キロ単位で軽くできるかもしれませんよ。
マフラーは、車体の印象を決める大事なパーツのひとつです。
部品を一つ変えることで、見る人に与える印象は大きく変化するでしょう。
お気に入りのマフラーを身に着け、バイクを自分のお気に入りの姿に着飾って走れるのはとても楽しいでしょう。
また、純正品のマフラーであれば機能や耐久性の面で社外品と一線を画するものでしょう。
いずれも交換するマフラーの種類やバイクの車種によって、どれくらい変わってくるかは異なります。
マフラーを交換するデメリットと気を付けたいポイント
何と言っても値段で、10万円を超えるものも多く費用が高くつくことが少なくありません。
交換するメリットは上記の通りたくさんあるのですが、費用に見合っているのかはライダーによって異なってくるでしょう。
サスペンションの調整が必要になる場合が多く、パワーを引き換えにトルクが低下してしまう場合もあります。
交換によって音が大きくできたとしても、自治体によっては騒音規制などがあることも。
走行を予定している地域の、バイクに対する規制は事前に確認してください。
車体を軽くできるかもしれませんが、その差が大きくなければ普段の走行で効果を実感しづらいかもしれません。
純正のマフラーは優れていますが、のっぺりしたデザインが多く、映えの点では見劣りするかもしれません。
マフラーの交換方法注意点
バイクのマフラー交換は、バイクの分解や整備に関する基礎を身に着けていれば対応できることが多いです。
意外と楽しいので、興味があれば積極的にチャレンジしてみましょう。
作業は、マフラーをはずして交換したいものに付け替え、排気チェックにより正しく接続されているかを確認するという流れです。
必要な工具については、多くのバイクでニッパー、マイナスドライバー、ソケットないしはメガネレンチで対応できます。
作業時に気を付けたいことは、排気漏れの有無です。
エンジンを正常に機能させるために、マフラーの正常な装着は大切です。
交換による排気確認の際は、仮止めするなどにより廃棄漏れがないことを確認してから固定することで、スムーズな交換となるでしょう。
マフラー選びの際は、騒音規制の基準に適合しているかを確認する必要があります。
JMCA認証の有無により、国の騒音規制の基準を満たしているかを確認できます。