トリシティ155の特徴
フロント2輪、リア1輪と見た目が特徴的なヤマハ・トリシティ155。
見た目の印象通り、フロントが2輪なので安定感があり、長時間の運転でも疲れにくいのが特徴です。
2017年に発売され、2019年3月にマイナーチェンジされました。
シート高が15mm低くなり、フィット感を向上させるためシート形状が変更されています。
気になる操作性は従来のスクーターとほとんど変わることはありません。
大きな違いは接地面積の広さ。フロントタイヤは細めですが2輪あるので、安定感があります。
推奨されていませんが、オフロードのような荒地や積雪でも問題なく走れるでしょう。
高速道路での100km/h走行でも安定感抜群で、加速時はスロットルを思い切って開けられます。
路面のコンディションの影響を受けにくいので、橋の継ぎ目や濡れた路面でも、普通のバイクに比べれば怖さもほとんどありません。
構造上、走行風を受けにくく、スクリーンもあるので、クルージング走法を楽しめるでしょう。
ただし、手には風が当たるのでナックルガードやハンドルカバーがあると安心です。
シート下トランクはヘルメットひとつが収納可能。容量は約23.5Lとさほど大きくないので、収納性は他のビッグスクーターに劣る部分かもしれません。
キャンプなど荷物が多い場合はリアシートバッグを利用するといいでしょう。
おすすめのポイント
フットボードがフラットな設計となっており、コンビニフックも標準装備です。
そのため、買い物や荷物を運ぶのに大いに役立ちます。
シート下トランクにはLEDライトが採用されているため、夜間でも視認性が確保されています。
フロントラックにはDC電源ソケットがあるので、走行中にスマホの充電も可能です。
低速時のふらつきがほとんどないので安心できます。
バイクの転倒は停車寸前やUターンなどの低速時に多いのですが、トリシティ155は低速時の安定感が抜群です。